

それにしても以前なら「キューリ!」とか「シソ!」とか、感情ムキ出しで攻撃的だった芸風が、前回のペプシバオバブ辺りから微妙に変化してきたような気がします。うまく表現できませんがレトロ・エスニックとでも言いましょうか、天然素材を大切にしたコンセプトや幻想的で温かみのあるジャケが、ちょっとエコロジーに配慮した作りになっています。ペットボトルのくせにエコロジーとは生意気だ。早速飲んでみた。

グラスに注ぐとキレイな琥珀色で、泡立ちはそれほどでもない。まず鼻を突くのはバニラコークの匂いである。まあモンブランってのはケーキだから、バニラが入っているのは妥当か。口にふくみ舌の上で転がすと、最近の流行を踏襲していて微炭酸である。さらに飲み下すと鼻腔に充満するのはやはりバニラの香りなのだが、遠くでかすかにスモーク臭がする。いや待てよ、スモーク臭というよりもオガクズの匂いだ。これが栗のつもりだろうか。

油断せず少しずつ飲み進めていくと、舌にベットリと残るコーラの甘味・酸味とは無関係に、鼻の奥ではバニラとオガクズがいつまでも喧嘩している。たとえて言うなら製材所でソフトクリームを食ってるみたいな味だろうか。製材所のくせにエコロジーとは生意気だ。あと関係ないけどデジカメ買い換えたら写真が大きくなったな。おわり。
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確かに栗?という風味ではありますね。口の中に残るざらつきと喉越しの悪さはアズキと同系統かな?とも感じましたです。
それにしても、いつにも増して薬品臭が(苦笑)。はてさてお次はどんなネタで来るのか、ペプシ(爆)
なんのなんの。「引き」の絵を見たらおったまげますよ。こぎれいどころか、小汚いボロアパートでございます。パソコンも分割払いで買った5万円の安物です、って何を言い訳してるんだ!
>bronksさん
おっ、さすがは毒物マニア。早速飲まれましたか! 私は一口飲んですぐに製剤所を思い浮べましたが、メインの匂いが隠れて見えにくい感じは、確かにペプシアズキと方向性が同じですね。次回は中途半端じゃなく、初期のような悪意むき出しのテイストを希望します(笑)。