2010年12月17日

会話(148)

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鼠:よっ、儲かってるかい?

猫:あららら、いきなりご挨拶だね、君の方がワールドワイドで儲けてるくせに。

鼠:そうでもないよ。リーマンショック以降ずーっと景気が悪いしな。

猫:日本も同じだよ。いま景気が良いと言えるのは中国くらいだね。「どこでもドア」で中国に行こうかなあ。

鼠:碲 碲 碲 碲 碲 碲〜! 任意門〜!

猫:わざわざ中国語で言わなくてもいいよ。

鼠:けっ、せっかくグーグル検索で調べたのに、面白くないリアクションだな。ところで東京都青少年健全育成条例改正案が、都議会で可決されたそうだな。

猫:あれは「刑罰法規に触れる性的な行為を不当に賛美または誇張」したマンガだけが対象だから、僕は関係ないよ。

鼠:オマエも甘いな。しずかちゃんの入浴シーンが児童ポルノとして規制されるかもしれないぜ。

猫:君の方だって、ピーターパンとかアリスとか、危なそうな連中を抱えてるじゃないか。

鼠:俺は千葉県民だから大丈夫。

猫:君はアメリカ人でしょ。

鼠:しかし今回の石原さんは本気だったな。

猫:マンガやアニメを規制する条例なのに、条例とは無関係な同性愛者を蔑視するような発言まで飛び出て驚いたね。

鼠:「テレビなんかにも同性愛者が平気で出てるでしょ。日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」だっけ。

猫:さらに「どこか足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう」とまで言い切ったよ。

鼠:三男の宏高のことか?

猫:違うよ。でも石原さんだって、『処刑の部屋』というトンデモ小説を過去に書いてるよ。これが、睡眠薬で眠らせた女性を強姦するという酷いストーリーなんだよね。

鼠:ああ、ウチの会社が『眠りの森の美女』というタイトルで映画化した作品な。

猫:全然ちがうでしょ。子供たちの夢を壊すようなことを言わないでよ。

鼠:でも今回の改正案が可決されたことで言論の自由が制限され、作家が萎縮するのではないかと危惧する声が多く出ているな。

猫:講談社、小学館、集英社などが組織する「コミック10社会」も、石原さんが実行委員長を務める「東京国際アニメフェア2011」への参加を断固拒否するという声明を出したね。

鼠:オマエは小学館の飼猫だから出られないな。

猫:困ったなあ。何とかしてよ〜。

鼠:困った時に何とかするのはオマエの仕事だろ。

猫:人気者のピカチュウも小学館だよ。

鼠:代わりに俺が黄色いボディーペイントで出てやろうか?

猫:すぐバレちゃうよ。それに君たちはライバルでしょ。

鼠:同じネズミでも、最近はあいつの方が稼いでるから油断できねえ。

猫:そんなことより石原さんは「あんなマンガを守ろうとする出版社だったら、来なきゃいいよ、アニメフェアに。来年吠えづらかいて来るよ。ずっと来なくてもいい。来る連中だけでやります」と、あくまで強気なんだよね。

鼠:毅然としてるね。さすがは石原さんだ。

猫:もう、感心してる場合じゃないでしょ。東京国際アニメフェアには、海外からも毎年たくさんのアニメファンがやって来るんだよ。僕やピカチュウが見られなくてガッカリするよ。

鼠:仕方ねえな。じゃあ同じ小学館のゴルゴ13に頼んで、石原さんを始末してもらえばいいだろ。

猫:んもう、そんなマンガみたいなこと言わないでよ。

鼠:俺たちもマンガだろ。


posted by やきとり at 12:00| Comment(14) | TrackBack(0) | 会話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もうあんなことやこんなことやでニッポン全部がブラックな漫画状態だけど、規制されるどころかターボかかってるし。
見ないでおこうと思ってた森ゆうこ氏vsミノ・ヨラ・スギオ・タカギの動画をつい見てしまって血管切れるかとオモッタ。
Posted by 脳溢血になったらTBSに賠償求めるひ at 2010年12月17日 12:54
これをマスゴミは、一般の母親(かどうか、怪しいもんですが)達にエロ漫画を見せて「こんなものが溢れていたんじゃ心配でございますわ」とか言わせてるんですな。
シンダローはオレ様の活字は高尚なゲージツだと思いあがっているようでして。それならこ奴のクソ下品な小説を「原作に忠実な漫画」にして規制の対象にしてしまうということでどうでせう。
Posted by something at 2010年12月17日 14:33
>んもう、そんなマンガみたいなこと言わないでよ。
>それならこ奴のクソ下品な小説を「原作に忠実な漫画」に

あ〜〜もう大手どころで書かれてますがな…
http://www.nikaidou.com/archives/8726
Posted by とみんぐ at 2010年12月17日 18:50
『眠りの森の美女』は、元々れいぷのお話ですよー。
れいぷされて眠ったまま出産して、赤ん坊が吸ってとげが抜けたとかなんとかって話。

シンデレラも原作では、王子と結婚した後、シンデレラは継母と義姉に復讐するんだよね。
Posted by みみず at 2010年12月17日 19:08
>ひまださん
私はyoutubeじゃなくて、dailymotion版を見ました。舌鋒鋭く正論を述べる森さんに何も言い返せなくなった杉尾さんが、「ほらね、とんでもないオバチャンでしょ?」的な苦笑いで視聴者に媚びる姿には、私もハラワタが煮えくり返りましたよ♪ 電波芸者の一世一代の演技。そんでそれに騙される茶の間のオバチャンの多いこと! 日本人は馬鹿だから、もう1回焼け野原からやり直しですな。

>somethingさん
石原さんは、「世の中には変態ってやっぱりいる。気の毒な人で、DNAが狂っていて。やっぱりアブノーマル」などと恥の上塗りをしたようですね。何かここまで言うほどの憎しみって、ほとんど狂気で怖ろしくなります。何だろう、幼い頃、近所の労務者のオッサンにレ イプでもされたのかと勘ぐりたくなります。間違いなく言えるのは、石原さんの頭は狂ってるということですね。

>とみんぐさん
あはは。よく出来てるなあ。考えることはみな同じですね(笑)。ところでマンガと言えば、麻生さんは何してるんですかね? せっかく人気取りのチャンスだったのに。まあ実はマンガなんて、元々それほど好きじゃなかったのかも。ゴルゴは本当に好きらしいですけど。

>みみずさん
おー、そうでしたか。「本当は恐いグリム童話」みたいな感じですね。じゃあ石原作品と重なってる部分もあるのかあ・・・って、それだと「全然ちがうでしょ」というツッコミが薄まってギャグ的にイマイチですね。んもう、みみずくんたら、いつも一言多いんだから(大山のぶ代風に)。 それにしてもシンデレラって、意外とシッカリ者だったんですね(笑)。
Posted by ヤッキーマウス at 2010年12月17日 22:04
殿!またデザインとタイトルとHN変更ですか!
クリスマスが近いとはいえ、世の中みんながSEXのことだけ考えているわけではありませぬ!
イルミネーションや商店街の飾りつけからSEX電波を受け取って逆上するのはおやめなされ〜!
Posted by なめぴょん at 2010年12月19日 08:25
やきとりさんがテンプレ変更するいつものアレが出て、今年もクリスマスが近づいてきた、と実感するのですな(風物詩か)。
Posted by something at 2010年12月19日 11:38
>なめぴょんさん
最近私の脳内ツイッターのTLには「SE X!!!SE X!!!SE X!!!」というツイートが次々と飛び込んで参ります。どいつもこいつも「SE X!!!SE X!!!SE X!!!」かテメーこのやろう! そうなのです。敵はSE X電波をバラまいて、静かに年末をやり過ごそうとするダサ夫の脳髄を破壊しようと目論んでいるのです。

>somethingさん
というわけで敵は「SE X!!!SE X!!!SE X!!!」という自らの正体を、サンタとかケーキとかで覆い隠そうとしているわけです。この敵の性根を白日の下にさらけ出し、これを厳しく糾弾し自己批判を求めるべく、私は毎年この時期にブログデザインを変更するのです。それはそれでクリスの風物詩になっているとしたら、ちょっと悔しいですけど。
Posted by SE X at 2010年12月19日 12:17
鼠:仕方ねえな。じゃあ同じ小学館のゴルゴ13に頼んで、石原さんを始末してもらえばいいだろ。・・・リアルに依頼したいとこです。ナニで障子破る小説書いたエロ作家知事、消えてくれと心の底から願う今日この頃。
Posted by bronks at 2010年12月20日 22:09
本当におもしろいお爺さんですね。小沢のことは容赦なく「追求」するメディアが、なぜかお爺さんのトンデモ暴言に対しては沈黙。というわけでゴルゴには、大手マスコミの連中もお願いしましょう。お金足りるかしら。
Posted by SE X at 2010年12月20日 23:41
30年以上も前、横浜の団地で善意に溢れた真面目なお母さんがひとり、暴力を賛美する低俗なマンガやテレビ番組に怒って立ち上がり、瞬く間に賛同者を得たことを思い出しました。
当初、真っ先に相談された私は即座に賛同を否定して、以後彼女から相手にされなくなりました。
お母さんたちの厳しさ、良い子指向を思い出すと、子育てに対する自信は跡形もなく消えますよ。あああ。
少子化の裏にはそんな現実があるかも。
Posted by とむ丸 at 2010年12月23日 00:10
>とむ丸さん
現在は昔以上に、酷い内容のマンガが流通しているのは確かだと思うし、もう少し自主規制があってもいいのかなとは感じます。ただ条例や法律で規制をかけるのは筋違いというか、書店やコンビニではとっくに隔離・シール封印販売されているのに、さらに条例で取り締まるのは、「お上」のフリーハンド拡張以外に意味はまったく無いですね。

むしろ無理に規制する方が、「歌舞伎町浄化作戦」後に拳銃が一般人にまで流出したように、悪い結果を招くんじゃないでしょうか。私は子育ての経験はありませんが、除菌漂白されたキレイな物ばかり見ながら育つと、どうなるか? 石原4馬鹿兄弟みたいな好サンプルがいるので参考になります。
Posted by やきとり at 2010年12月23日 11:54
ご存知かとは思いますが、先週、山田五郎が「荒川強啓 デイ・キャッチ」(TBSラジオ)で東京都青少年健全育成条例改正案の話をして、ニコニコ動画で話題沸騰らしいです。私も聴いてみたのですが、見事です。
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/yamada20101216.mp3

気になって「太陽の季節」と「処刑の部屋」が入っている文庫本を買って読んでみました。
古本なので、慎太郎にはびた一文入りませんのでご安心を。
確かに「処刑の部屋」には、スーパーフリー並みの準強姦シーンがあるのですが、それ以外にも、ラスト・シーンで。主人公が割れたビール瓶で刺されて内臓が腹からこぼれ落ち気味になりつつ、それを自分で触るグロ・シーンがありました。指も一本千切れています。
エログロナンセンスで時代の寵児になった青年が、老境に至ってスッカリ規範の権化になっているというのも皮肉なものです。
そういえば、国会議員時代は首都機能移転に賛成していたような。
定見をもたない変節漢であるという点においてのみ首尾一貫した人のようです。
Posted by MasaruS at 2010年12月23日 17:30
山田五郎氏はフニャフニャしているようで、ラジオでは芯のある話をしますね。特に先週のデイキャッチャーズ・ボイスは見事でした。とはいえ、改正案は成立してしまいましたが、これ以上日本を悪くしないためにも、慎太郎君には一刻も早くあの世に逝って欲しいものです。あの老人は60年代安保闘争を応援していたこともあるそうなので、この人の変節漢ぶりは仰る通り筋金入りですね。それにしても古本とはいえ、わざわざ買って読んでみるなんて、MasaruSさんも物好きですねえ(笑)。
Posted by やきとり at 2010年12月24日 09:55
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