2011年07月14日

浜納豆で飲む

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静岡に帰省していた知人に「浜納豆」をもらった。納豆好きとしては、一度は食べてみたかった一品だ。

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駄菓子のようなパッケージの封を切ると、妙にトゲトゲしい醤油風の刺激臭がツンと鼻をつく。かなり塩辛そうだ。ここでパッケージの能書きを読む。「古くは、家康公が戦いに兵糧として持参し、大変愛した逸品です」とのこと。なるほど戦国時代のミリメシというわけだ。原材料は国内産大豆、天日塩、国内産生姜と、いたってシンプル。フツーの納豆は納豆菌を使って発酵させるが、浜納豆は麹菌で発酵させた後、天日干しして仕上げるそうだ。

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それにしてもこのビジュアルはいかがなものか。良く言えばシカのフン、悪く言ってウサギのフン。どう見ても草食系動物のウンコにしか見えない。まとわりつく乾燥した生姜が、消化しきれずに排出された草の繊維みたいで、妙にリアルだ。つべこべ言っても仕方がない。日本酒を用意して一粒食べてみる。しっかりと弾力のあるフン、じゃなかった浜納豆を噛み潰すと、味噌に似た風味が口中に広がった。思ったより塩気は少ない。

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固くて適度な粘りがあるので歯にくっつくのが難だが、そいつを歯でこそげ落としながら味わう風情は悪くない。しかも材料は大豆、塩、生姜である。日本酒に合わないはずがない。塩分の抜けた乾燥した味噌に、かすかなホコリ臭さが混じっている。うーん嫌いじゃない味なのは確かだが、珍味の味を言葉で説明するのは難しいんだよね。もちろん好きな味だ。ただそのままツマむよりも、たとえば茶漬けでふやかして食う方が、より旨みを味わえるかもしれない。写真がデカいな。


posted by やきとり at 11:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 飲食方面 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またしても汚写真テロかっ!ウンコ見せるなー!
ただでさえ汚物様のブツをゲリ状にふやかして納豆菌を蒸散して匂いを拡散・汚染しようとは、やきとり、恐ろしい子・・・・
Posted by DoX at 2011年07月15日 00:29
鹿のふんお菓子バージョン
http://www.naraken.jp/eshop/kubota_syouten/index.html
鹿のふんプラモバージョン
http://homepage3.nifty.com/hirorin/minorpramo03.htm
鹿のふん吉永小百合バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=qE7MXU2QFUk&feature=related
鹿のふん本物バージョン
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/honyu/SikaUsa.html
Posted by ひ at 2011年07月15日 09:29
大徳寺納豆みたいなもんですか、このフン・・イヤ、食品は。大徳寺納豆も食べたことがないのですがね。
Posted by something at 2011年07月15日 10:25
>DoX先生
ありがとうございます! いまスーパーで売っている納豆は匂いが控えめなので、むしろこっちのフンじゃなくて浜納豆の方が匂いは強烈ですよ。DoX先生もぜひ家康公にならい、浜納豆を食って天下人に!(あまくだり、じゃないよー)

>ひまだ
そういえば何年か前に流行りましたね。こないだ日曜夜の吉永小百合のラジオ番組で、ご本人が掛けてました。プラモバージョンは他のにシビれました。昔はこの手の便乗&パチモン系プラモが、駄菓子屋にあふれてましたっけ。中国の石景山遊楽園を笑えない?

>somethingさん
wikipediaによると、他にも山形の塩納豆、熊本の金山寺納豆など、日本各地で似たような物が作られているようです。正確には「塩辛納豆(寺納豆)」と呼ぶとか。しかも本家の納豆より長い歴史があって、ルーツは中国の「豆豉」という調味料だそうです。まあ日本の文化なんてのは、オリジナルはすべて大陸から来たものなんですね。
Posted by やきとり at 2011年07月15日 10:57
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