2011年08月22日

錦糸町へ

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日曜日の錦糸町駅北口。

行ってきました、すみだジャズストリート2011。錦糸町から押上界隈まで巻き込んで、墨田区をジャズ一色に染め上げるという真夏の2日間。どっこい私が訪れた21日は、朝から小雨模様で半袖シャツだと肌寒いほどの陽気。駅前の特設テントでお姉さんからパンフレットをもらう。

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錦糸公園ですよ。日比谷公園より居心地は良い。

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意外とザックリした作りの正面ゲート。

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買い物帰りのオバチャンもケッコー散見された。

29ページ綴りのパンフレットはなかなか豪華だ。パラパラとめくってみるが、まあ出たとこ勝負で回ろう。何の予習もせずにやって来たので、ひとまずメイン会場の錦糸公園を目指すことにした。ロッテ会館前の交差点の辺りから、すでにくぐもった音楽が聴こえてくる。会場は縁日のように模擬店のテントが立ち並び、その一番奥にステージが設営されていた。誰だか知らない外国人女性シンガーが、ソウルフルな歌を披露している。そのアーバンなサウンドと石原四丁目町会のテントの取り合わせが、実にファンキーである。

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パンフにもファンキーな広告が!

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のがみともみさんというシンガーの方。ギタリストのお名前は失念。もうしわけございません。

タバコを1本喫ってからその場を離れ、ステージの背後にそびえる墨田区総合体育館の方へぶらぶらと歩いていく。するとそこで待っていたのは1台のバス。行先表示は「貸切」となっている。スタッフTシャツを着た青年が「ジャズバスに乗りませんか」と声を掛けてきた。ちょうど雨も強くなってきたので誘われるまま乗り込むと、耳に飛び込んできたのはヴィオラォンの優しいバチーダ。そして女性ボーカルがパンチのある歌を聴かせる。バスの中にもデュオが待機していたのだ。曲はジョビンの「想いあふれて」(じゃなかった、動画は「ワン・ノート・サンバ」です)。

発車オーライ! バス出発&演奏スタートです!

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一番気になったグループがこいつら! 思いの丈をぜひ聞いてみたかった!

バスの乗客は私の他にシニア夫婦とオジサンが1人。ギタリストの青年はギターに集中できるが、ボーカルの女性は少しやりにくそう。確かにちょっと気まずい距離感だが、私としてはなかなか気分が良い。缶ビールを買って乗れば良かったな。父子連れ、若い女性2人組が乗り込んだところで、ようやくバスが出発。今まではリハーサルで、ここから本番のようだ。オープニングは、やはりジョビンの「ワン・ノート・サンバ」。季節は違うけど、こういう肌寒い雨の日は「3月の雨」をやってくれないかな。

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ライブは全部タダ! バス代もタダ! ヴィヴァ! 墨田区!

バスはスカイツリーを目指してひた走る。スタンダードの「明るい表通りで」が終る頃、ちょうど「すみだパークスタジオ」という停留所に到着した。私はスカイツリーまで行くつもりだったが、ここで乗客の半分以上がドヤドヤと下車する。どうやらここでもライブが見られるらしい。主体性ゼロの私は、とりあえずくっついて降りてみた。撮影スタジオのような門構えだが、小さなホールや倉庫が集まった施設らしい。ジャズバスの乗客はそのままゾロゾロと1つの建物に吸い込まれていく。特に行くアテのない私は、素直に付き従った。

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故スイングジャーナルのライブレポートみたいな写真だな。

ホールでは小池純子トリオの演奏が待っていた。中堅どころのピアニストのようである。「アイ・ガッタ・リズム」に続いてオリジナルブルースを演奏。なかなかのブルース弾きだが、いわゆる「清潔なブルース」だ。そもそもスタンダードのピアノトリオはちょっと苦手。これは小池さんが悪いのではなく、イージーリスニングか暴風雨のようなフリージャズ、両極端しか愛せなくなった私の耳が悪いのだ。ただし初めて聴く安ヵ川大樹のベースは良かった。陳腐な表現で恐縮だが、ウォーキングもソロもよく歌っているし、何より音が太くて頼もしい。

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結局フモトまで辿り着けなかったが、一応記念写真。ガスってるね。

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ワンワンワン! ワンワンワン!

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トロンボーンの女の子が可愛かった。

色々と見て回りたいので、「ダニー・ボーイ」「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー」と聴き終えたところでパークスタジオを離脱。早くも空は薄暗くなりかけている。晴れていればまだ明るいんだけどなあ。ジャズバスがいつ戻ってくるか分らないので、元来た道をトボトボと引き返す。墨田区太平町。この辺りは下町の小さな工場や倉庫が集まっている地帯で、日曜日はほとんど人けが無い。蔵前橋通りを横断して、やがてアルカウエストというショッピングビルに到着。エントランス前広場では社会人ビッグバンドが演奏中。BS&Tみたいなブラスジャズロック、爽やかなラテン曲の2曲を鑑賞。まあ腕前よりも、とにかく楽しそうに演奏しているので、見ているこちらまで笑顔になる。

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つのだ☆ひろ張りのテナーボイス。本物のつのださんは、いつの間にかヤバいことになってます。

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ワンワンワン! ワンワンワン!

錦糸町に向かう途中、アルカセントラル1Fステージでは、黄色いシャツを着た太っちょのオジサンが渋いノドを披露していた。「枯葉」「ロシアより愛をこめて」を聴く。いい声だなあ。ここでガードをくぐって南口へ。飲屋街を抜けると目の前は、歴史のある娯楽ビルの楽天地。駅前ではやたらと音のデカい2管クインテットが演奏中だった。私の苦手なジャムバンドだが、間違いなく素人じゃないだろう。全員おそろしく上手い。そしてカッコ良い。でもジャムバンドってフォービートに行かないんだよなあ。過激なソロを取るけど、かと言ってフリーに行くこともない。どうもどっち付かずで座り心地が悪いんだよね。まあね、私の感性がにぶいんだけどね。

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飲屋街を抜けると南口バスターミナル。

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顔が2枚目なのは良いけど、音楽が2枚目だと面白くないんだよね。もうしわけございません。

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やっている音楽とは不釣合いな、ギターの人のバリバリの速弾きに笑ってしまった。

丸井の前では2管ギタークインテット+男女のボーカルという編成のバンドが、スティービーの「ゴールデン・レディ」を演奏していた。私の好きな曲だ。社会人バンドだろうか。衣装が凝っている。女性ボーカルが「さっきね、この衣装でマルイの中を歩いたんですけど、めっちゃ恥ずかしかったですよお」とコメント。さもありなん。さて、せっかく錦糸町に来たのだから、魚寅のマグロブツを買わなければウソになる。雨のせいか、いつもより行列は短め。新鮮な本マグロの切り落としが100gで250円という安さ。しかも部位はいろいろで、運がよければ大トロが入ってくるのだ。

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楽天地の前にもステージが。

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久々に並びましたよ。

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タコはブリブリと歯応えよく、赤身はしっかりマグロの血の味がして最高に美味い!


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posted by やきとり at 17:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
例によってすれ違っていますねエ〜。小生は、社会人ビッグバンドから外人のお姉さんへと移動したのでした。で、楽天地前は一番最初に寄りました。おおむね逆コースですな。来年は、バスに乗らなくっちゃ。
Posted by L at 2011年08月22日 18:26
バスは面白かったですよ。缶ビール片手に乗るのが吉かと。あとはやっぱり、晴れていればもっと良かったのにねえ。
Posted by やきとり at 2011年08月23日 07:41
ストレンジ・スシって、カンニバリズムっぽくて一寸引いちゃうなァ。
Posted by 野良猫 at 2011年08月23日 15:56
あー昨今のスシは魚とは限りませんからねえ。マダム・スシ・イーツ・ストレンジ・スシだと、なんだか余計に生臭い感じが(笑)。
Posted by やきとり at 2011年08月23日 21:37
いろはー!!!
祝リニューアル!!
釣られてみました。
Posted by なめぴょん at 2011年08月24日 21:46
アロハー! おえ〜〜〜っ!!!
ブログ書く気が起きないから、
上辺だけイメチェンしてみましたよ!
Posted by やきとり at 2011年08月25日 07:55
あら、やだ、やきとりマスターどうしたの。
ちなみに私の好みは右端の娘。
花咲くいろはって、日本的エロチズムがぷんぷん、
今の娘って、おませさん、困ります。
就活、ゆっくりがんばってくださいませ。
ちなみに私もバイト探しでもはじめようかと。
ちょっと脊柱管狭窄症で悩んでおります。
Posted by クロコ at 2011年08月25日 18:57
あれ? クロコ兄、何かありました?

今の娘さんは、おませさんどころか、私に取って放射能より恐ろしいですわ。うふふ。ー職安の端末で「求職サーフィン」やってるだけで、メインの目的はエアコン堪能。就活するフリしてやってない私ですが、まあどうにかなるでしょう(ホントかな?)。クロコさんの絵はすごく魅力的だと思うんですけどねー。まあ気晴らしにバイトなんぞをやってみるのも一興かもしれませんね。しかしながら持病については、くれぐれもご自愛くださいませ!
Posted by やきとり at 2011年08月26日 21:06
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