2011年12月02日

小型スキャナーが欲しい

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LA PREDA/TEMPERA & BIXIO(Quartet)/2010

70年代のワケ分んないサントラやライブラリ音源を聴いていると、しばしば出会うのがニセ「愛のテーマ」である。バリー・ホワイトはおおらかな性格なのか、おそらく相当数が出回っているに違いない。ついでにニセ「シャフト」もよく見掛けるが、きっとアイザック・ヘイズも太っ腹なのだろう。さて、中古屋でジャケ買いしたCDの1曲目が、久しぶりのニセ「愛のテーマ」でニンマリとなった。

このレーベルのCDは何枚か持っているが、ピンボケしたような音像のエロストリングス物を中心に比較的ゆるいサントラを復刻を得意としているようだ。真夏の入道雲のように力強く上昇していくイントロのストリングスが出た瞬間に、「おお、来た!」と思わずニヤリとなり、「これはいい買い物をした」と我が選球眼のするどさを確認する。まずは聴いてもらいましょうか。


「こんなのパクリじゃん」「コンブライアンスがなっとらん」とお怒りの皆さま、まあそう無粋なことは言わずに楽しみましょうよ。「なにこれ? こんな音楽をわざわざCDで聴く意味が分んねえよ」「てゆうか汚いアパートでこれ聴いて何が楽しいの?」と嘲笑なさる皆さま、仰る通りでございます。

ニセ「愛のテーマ」はアレンジを変えて何度か現れるが、実はもう1つ気持ちの良いコード進行のテーマがあって、こちらは完全にオリジナル。むしろそっちの方が良い曲だ。他にもバンドネオンのメロディが涼しげなカリプソ風味のラテン曲、チプリアーニを思わせるシンセのメロディが印象的な曲、ピアノとコンガが熱いチェイスを繰り広げる激しいデュオ曲など、バラエティに富んだ内容である。


ついでなので、ニセ「シャフト」も1曲紹介しておく。アメリカフォード社が70年代にドイツで生産していたタウヌスという自動車の74年のCMソングである。CMなので1分30秒と短いけれど、本家よりカッコ良いような気がしないでもない。まあ本家はアルバム1枚通して「フュージョン」の名盤なので、CMソングとは存在感が違うのですけど。


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posted by やきとり at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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