亀井文夫監督が1957年に制作したドキュメンタリー映画。いま見ると多分にカルトっぽい味がするが、311以降、私が初めて耳にした言葉や現象が、すでに55年前に言及されていることに驚く。内容的にはうんざりするシーンが連発するが、当時63歳の徳川夢声の乾いた語り口に救われる。まあ、たかが犬畜生に異常に感情移入する「人でなし」が増えた昨今の方が、私は気持ち悪いと思うのだが。大根だって言ってるよ。痛い! お願いです! 私をかじらないでください! 土に埋めたままにしておいてください! そうは言っても、私は遺伝子組換えDEATH-KEDO-NE! 農薬ならば、ROUND-UPをお願いしますYO!
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当時から55年経った今”何を我々は学び&向上させたか”という質問に対しては、一部の人に対しての経済利益優先という行動しか見当たりそうもない、寂しいかな。アメリカでWarren Buffettとかの一部超裕福層は結構社会に前向きな行動をとるので、そこに期待?じゃ我々は何を?飲んで寝てちゃだめよね。では親方どうしますか?