2012年07月02日

原発やめろ野田やめろデモ!!!!!

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2012年も、ちょうど折り返し地点を過ぎた7月1日。目が覚めてカーテンを開けると、あまりに暗い空に気が重くなりながら、冷蔵庫から取り出した缶チューハイをココココと喉に流し込む。最近身に付いた休日の悪癖だ。シャワーを浴びてネットをチェックしながら時間を潰し、そろそろ眠いなあ、二度寝しようかなあと思い始めた昼過ぎ、それじゃあイカンと奮起して新宿へと向かった。

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アメリカ天皇樣とそのシモベ官僚樣に支配された国ですから、絶対に脱原発はムリですよ。

新宿駅西口に出てしばらくすると、ちょうど小雨がパラつき始めた。少し時間が早かったので、西口電気街の日高屋で「おつまみ唐揚げ」(260円)をサカナに生ビールを2杯やりながら東京新聞を開く。大飯原発前の再稼働反対デモを報じる記事の写真には、とら美さま(阪神タイガース)のメガホンを持った人が写り込んでいる。店を出て良い気分でブラブラ歩いていると、雨足がどんどん強まる。それでも集合場所の西口公園は、この空模様にもかかわらず、ケッコーな人が集まっていた。みんなヒマですね。

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雨の日は傘ばっかりで、実際の現場の雰囲気を伝えにくいのです。

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面白バスも多め。トミカのシリーズがあれば、赤バイクとあわせて買いたい。

「素人の乱」主催のデモは久々である。ツイッターデモなどと比べて、おまわりさんの高圧的かつ上から目線のエラソーな態度が目立つのは、サブカル色が濃く、怖いもの知らずのヤングが多いせいだろうか。とりあえずアメリカ天皇樣や官僚様からは一番敵視されているようで、残念ながら昨年9月のデモでは12人の逮捕者を出したのも、このビックリマーク多めのデモだ。44歳の私はとっくにヤングではないが、逮捕上等! そうすれば明日、合法的に仕事を休めるしな! 合法的にな!

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何だろう? 「再稼働のブルース」? ギターはうまい。

ほぼ本降りになり出した午後4時、オープニングアクトが始まった。まずはヒゲの若者が弾き語りで気怠いブルースを弾き語り。厳密にはブルースじゃないけど、今日の天気に相応しいダルなムードがいい。さて次にかぶりもの姿で登壇したすぐろ奈緒さんは、何と現役の杉並区議会議員とのこと。いいねえ、こういう感覚。しかも思い切った姿ながら、スピーチの途中で感極まって何度も押し黙った(本人いわく「頭が真っ白になった」)のも逆に愛せる。断固応援したい。それに私の本籍地は、いまだに生まれた「杉並区井草」のままだしね。

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センセン? それとも、カクカクの方?

お次はツイッターでお馴染み(フォローしてないけど)、チバレイこと千葉麗子さん。元アイドルとのことだが、私は知らない。も、もも、もうしわけございません。ご本人によると、山本太郎さん(フォローしてないけど)と同い年だそうだ。芸能人オーラを漂わせたゆるいグルーブのアジテーションの後、「再稼働反対! 子供を守れ!」と、会場とのコール&レスポンスで盛り上がる。いかにも百戦錬磨っぽいチーママオーラに、思わずプレーリードッグちゃんは巣穴の奥へ!

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とがいのむすめっごはおっがねえ・・・。

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意外と甲高い声が超ウケルんですけど! たぶん30代前半かなあ。

そしてサイボーグ秋山氏が登壇。脱原発デモではお馴染みのお兄さんだが、こうやってスピーチするのは初めてではないだろうか。最初に「この恰好についてよく質問を受けるのですが」と前フリした上で、「よく転んだり、高い所から落ちたりするんですよ。だから、この恰好はコスプレでも何でもなく、機能性、実用性重視なんです」と、場の笑いを誘う。さらに「本職は映像ディレクターでお金はあまり無いけど、既存メディアが報じないから、誰よりも速く走って良い映像を撮ります」という下りでは、会場から温かい拍手。そうそう、今日は私が確認しただけで、毎日新聞、共同通信、フジテレビ(!)の腕章を付けた記者がいたけど、報道したのかい?

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オベーション?

制服向上委員会、会長の橋本美香さんと現役メンバーの森朱里さんが、新曲「胡蝶の夢」をデュオで披露。橋本美香さんは、とても美しい方でした。ギターの腕前もなかなか。それにしても、次から次へと意外なゲスト続出で楽しませてもらった。おまけにタダだしな!

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あといろいろ来たよ。総理大臣とか

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デモを偵察するオスプレイとか。(※オスプレイは輸送機です)

さらにトリを飾ったげんきいいぞう師匠のパフォーマンスと、大トリのジンタらムータの演奏は動画をご覧ください。げんきいいぞう師匠は快楽亭ブラック師匠とも縁が深い。






さてデモ。今回は待たされることなく、すみやかにスタートした。西口公園から甲州街道を北上して新宿駅南口を通過。よく台風でE電が止まると、首都圏のニュースではたいていココ(南口)からテレビ中継される。地方局のアナは海岸へ、東京本社のアナは新宿駅南口へ。テレビ関係者は全員死ねばいいのに。私はテレビを持っていないので、これが言えます。テレビに対して文句を言いたければ、まずはテレビを捨ててから言え。

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チンドン屋についていく馬鹿な大人たち! 素晴らしいね!

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もうすぐ左手に新宿タワレコが見えてきます。グッと我慢ですよ。

素人の乱ではスッカリお馴染みのサウンドカー。今回のメニューは3種。バンドカー、DJカー、ドラムカー、好きなのに着いてって! 私としては、さっきの演奏がカッコ良かったので、ジンタらムータがトップを飾るバンドカーをフォロー。すると最前列で踊り狂ってるLさんと遭遇。お互いにハーメルンの笛吹き男に釣られる子供みたいなものですな。デモ隊はそのまま甲州街道を直進し、人けのない新宿一丁目周辺から、これまた人けの少ない新宿御苑裏で左折、このままどんどん寂しい気分になるのかと思いきや、新宿ピットイン付近から明治通りへ。さらに新宿通りを右折、一挙にアルタ前を目指した。

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Lさん自作のプラカード。いい大人がこういう下らない物をシコシコ作る。素晴らしいね!

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脱原発を訴えるデモ隊の横でシレッと信号待ちをする「戦争」と「カネモチ」の党・創価学会。

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対照的に、左翼成分多めのデモ隊に対して、笑顔で手を振る民族派右翼。どっちがマトモだい?

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総じて雨は小降りだが、決して止むことはなかった。しかしデモ隊は粛々と新宿の街を往く。アルタ前には某政党の街宣車を利用した「ステージ」が用意されていて、その右側を通過したデモ隊はそのまま新宿大ガード方面へ。左手に見える大ガードをかすめながら右折して靖国通りに入り、歌舞伎町一番街をながめながら直進。その先の遊歩道入口で流れ解散となった。すでに夜の7時前である。


歌舞伎町へ。


ゴールする頃にはすっかり暗くなっていた。

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ところで冒頭画像のプラカードだが、実は最初は意味が分らなかった。しかし、「なるほどこういうパフォーマンスだったのね」と、最後の方になってようやく気付きましたよ。思えばこの人、あちこちでやってたなあ。やっぱり馬鹿馬鹿しいのが一番素晴らしいですね。

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posted by やきとり at 23:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 やきとり様、記事アップありがとうございます。一緒に飲めず、ますます後悔しています。
 動画を拝見すると、中央公園の時からわりと近くにいたのですね。小生は、最前列に携帯椅子を持ち込んで盛り上がっておりました。
動画を探していたら、
http://www.youtube.com/watch?v=UYbsVZaXLuQ
小熊先生のスピーチ(8分7秒)が一部聞けるものがありました。肝心の?絶叫シーンがないのが残念。また、小生のプラカードが写り、絶句。
http://www.youtube.com/watch?v=KjozoLFSNno&feature=relmfu
には集会後のドラム隊が写っています。14分のあたりで車のはしごに手をかけて拳を突き上げている黒い服の方が小泉さんです。残念ながら、松本さんの「もう許さねえ!!」は、入っていません。官邸前の7時45分から8時に見たかった、参加したかった光景がここにあります。
 29日に国会前でまたお会いしましょう!この時は鯨飲します!
Posted by L at 2012年07月03日 00:58

 
 小生も、週末はくたびれました。金曜は「重重-安世鴻日本軍「慰安婦」写真展」・「脱原発・女たちの一票一揆」経産省前テント〜院内集会〜国会正門前抗議、再稼働反対官邸前抗議、土曜は「原発とアンポ、元原研研究者に聞く」「反原発映画会」、日曜は、「原発やめろ!!!!野田やめろ!!!!デモ」といつにも増して充実しました。
 「脱原発・女たちの一票一揆」では、泊・六ケ所・柏崎・福島・東海村・大飯・もんじゅ・伊方・玄海・川内など各地から集まり、スピーチがあったのですが、この1年余りの運動で出会いと結びつきが深っているようで、どなたがお話してもみんな貰い泣きしていました。院内集会は席が足りなくなって男は追い出され、別室でネット中継を見る羽目に。さらには、入館証が足りなくなる盛況でした。民主党の女性議員が一人来たのですが、何をやってきたのだと詰問され、福島さんがまあまあと助け舟を出していました。国会正門前抗議というのはこれまでやれなかったそうで、確かにデモの時も静穏条例でなぜか旗を巻かされ黙って歩かされたものです。みなさん、一人一人アピールをし、かんしょ踊りをしました。歩道で見ていたら、警官に道を渡って向こうに行けとぬかされました。私たちと警官くらいしかいないところなんDEATHーKEDONE!
 で、5時頃になったんで官邸前の方に行ったら、国会側の歩道の方ももういっぱいになっていました。横断歩道を渡るか躊躇したのですがエイヤと渡り、記者会館側の列に潜り込みました。官邸に対峙する正面は見えませんがスピーカーの声はよく聞こえます。良い場所らしく、「福島の女たち」もここに飛び込み陣を構えました。
 しばらくしたら、私が渡った横断歩道は封鎖されて渡れなくなりました。当然人波が膨れ上がるし不都合だしで、封鎖の外側、車道側にレーンを作り役人等特権的な人だけ渡らせるようにしました。でも、無理があるので、みんなこちらに渡れるようになりました。規制がだんだん無理になり国会側でも車道に人がはみだし警察のかまぼこバスの前にも列ができます。分離帯の上にも列ができます。こちら側では歩道と一車線が開けられました。
 なおも人が増えて規制が難しくなると、国会側に並んでいた「かまぼこ」ゆらりと動き出し車線を空けました。みんな一斉に車道に流れ込み、6車線+両歩道が人々の圧力によって解放されました。路上解放!!オキュパイ!60年安保以来の光景に胸が熱くなりました。「福島の女たち」も車道解放!歩道占拠! と叫んだ由。
 しかし、主催者側からは「路上に出ないでください!従って頂けなければスピーチはやめます」「従って頂けなければ集会はやめます」。なんか、学園祭の体育館ライブで生徒指導の先生に叱られているような嫌あなノリでしたね。
 幟がぐらりと前に進みだし車道に出た群衆は、交差点に移動しかけたのですが、先ほど動かしておいたかまぼこが交差点を封鎖、頭を押さえられて、官邸前広場、正確に言えば国会ー記者会館広場ができました。7時45分くらいなんですけど、ここで主催から今日の集会の中止が告げられ、口々に予定の8時までやれの声が上がりました。で、主催者側の説得がありました。http://www.youtube.com/watch?v=qvKXMut9WJA
 これの後段を聞いた豊田直巳さんが「主催はこういうことは言わないほうがいい。警察の味方のように聞こえる」と言っていましたが、同意です。「暴徒化」を言挙げする向きもありますが、まあ、3,40分ではけたということが示す通り、現場にはそんな殺気だったものはあんまりないです。また、封じ込められていたし、暴れてなんかできる場所じゃないし、せいぜい政治部の吹き溜まりの国会記者会館を水晶の夜してやるくらい?ここにも一応、警察が入っていた。ただ、8時までやると言ったのに、盛り上がったところで、盛り上がったのが許せないという理由で中絶したことによる憤懣は自分も含めて強く広くあったと思う。また、警察指揮官が馬鹿丁寧な口ぶりで誘導・お願いをしているのを素晴らしいと褒めている向きもあるが、単なる力関係である。確か陸上自衛隊の定数は18万くらいである。20万人いたら抑えきれないし、強引にやったら、明石じゃ済まない。未必ならぬ已必の故意による虐殺の覚悟が必要だが、野田のためにそこまでする気はないから屈辱で腸煮えくり返ったと思うが、上司に対するような媚びへつらったような調子で、我々に懇請したのだ。こちらも日頃の偉そうな口ぶりを思い出し非常に不愉快であると同時に、力、数の力を思い知らされた。
 
 
Posted by L at 2012年07月03日 19:44
 続き
 中絶が主催の判断だったのかはわからない。しかし、私には、自らが呼び集めた群衆の力に自らが恐怖して腰を引いてしまったように思えてならない。パニックを感じていたかもしれないとさえ思う。あの場所に多数を集めて全校集会のように管理しようとしても限界がある。しかも動員ではなくバラバラの個人を集めるというコンセプトなのだから。にもかかわらず、10万人集まれと呼びかけて、いよいよマスの力を見せつけようというところで腰が引けてしまったのは悲しい。動員されたデモよりも個人が集まったデモの方が権力には恐ろしいという論議をしていたが、その毒に主催の方があたってしまったように見えた。
 もちろん、問題はやさしくなんかない。
> ECD ‏@ecdecdecd
03年のイラク反戦で「警察と仲良くし過ぎだ」とWPNを批判したASCの側にいた僕が今回は「警察と仲良くし過ぎだ」と言われる側にいる。mukofungoj.sanpal.co.jp/memorigilo/4677
「言うこときくよな奴らじゃないぞ」
http://www.youtube.com/watch?v=8RtNZXBk8cs を作った方ですね。
 でも、あの集会はランキンタクシーの5月6日の原発ゼロおめでとうパレードのライブ録音、私の声も聞こえたよ、を流すことから始まった。最後は、ECDさんに「言うこときくよな奴らじゃないぞ」で締めて欲しかった。
 原発やめろ野田やめろデモ!!の方は、とても良かった。「ぼくの考えた正しい反原発」だった。アルタ前集会がプログラムを終えて終わろうとした9時前、参加者が「大飯ではまだみんな戦っているんだ!!まだ止めちゃ止めちゃいけないんだよ!」と叫んだ時、山下陽光くんは、「時間超えちゃっているんすけどねえ。わかりました。オープンマイクやりましょう!」3人街宣車に上がってスピーチしました。1分の約束だったけど、3分くらいずつやったんじゃないかな。官邸前だとマイク切られてトラメガで説教だろう。
http://ameblo.jp/tsukiji14/entry-11292937132.html
>なんだかこちらも「サイカドウハンターイ!!!」と、ストイックに絶叫したくもなってくるが、「原発やめろデモ!!!!」には、役割がある! そう、訳の分からない奴ら、とんでもない奴ら、謎の奴ら…。いろんな奴らが自分のセンス全開で表現する、何でもアリの空間を作ること。
そう、人であふれる東京の街中・新宿でやるべきことは、「あれはなんだ!」→「原発反対だ!」という、騒がしく混沌としたデモを出現させること!! 景気よく盛り上がることが、大飯現地へのエールにもなるに違いない!!
 やはり、松本さんたちはいいよ。
 もう官邸前行動は許さないかなと思ったけど、やることになったのでまた行く予定。でも、なくなってもhttp://www.labornetjp.org/news/2012/0609shasin
これをやるつもりだった。
 ぐだぐだとすいません。
 じゃ。
Posted by L at 2012年07月03日 21:02
アメブロ長屋は大家が造作を変えちまったもんんでTBがありません。
ですので、ネームにURLを入れてコメントでご挨拶。

あちこちのエントリーやコメントで、6・29の官邸前行動がだんだんわかるようになりました。ずいぶん遠くにいたもので、官邸周辺の動きは全然わかりませんでした。
なんか突然に、お開きになったので、早く帰れていいやぐらいに思ったいお客感覚のわたし。

周辺でも、早め解散の是非や、労組などの旗の自粛要請などが議論になっています。

変に猫なで声で「一般の皆さん」を持ち上げるのも気持ち悪いけど、運動の新しさも見逃さないようにしたいな、と思っています。


Posted by kuroneko at 2012年07月03日 23:54
>Lさん、お疲れ様でした! 福島さんの挨拶辺りでシンボーたまらず独りで立呑屋に直行してしまいました。前に行ってヒトコトご挨拶と思ったのですが、あの人混みでは身動きが取れませんでしたよ。もうしわけございません。

天気はちょっとアレでしたが、久しぶりの「素人の乱」デモはなかなか楽しかったです。実は前回の911は「人間の鎖」の方に行っていて参加してなかったんですね、私。国会前、寸止め終了が続けば、いつか何かが起きるかも?(笑)

>kuronekoさん
いずれにせよ、持続・継続することが重要ですね。暴発してオシマイ、後はシラケの時代が来ませんように・・・70年みたいに。
Posted by やきとり at 2012年07月04日 10:24
ところで、「ふきだしプラカード」のアイデアはとても面白いですが、セリフはもうちょっとヒネっても良いかなあ。たとえば「本官もホンネでは脱原発です!」とか・・・ヒネってないか。
Posted by やきとり at 2012年07月04日 10:27
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