2011年05月12日

全員死刑

2002年に発覚した東電の事故隠し事件を追ったこの動画を見ただけで怒り心頭だが、田中龍作さんの記事に出てくる当時の南直哉・東電社長は、この動画の中(6分30秒頃)で形だけ謝罪している老人である。田中さんによると、現在はフジテレビの監査役に天下っているそうだが、他にこんな所でもチャッカリ役員の掛け持ちをしていた。そもそも南という老人は引責辞任した翌年に、「顧問」として東電に出戻っているのだから呆れる。現在の清水正孝社長は6月に辞任するそうだが、おそらくすでに複数の「次の椅子」が用意されているのだろう。金持ちの金持ちによる金持ちのための「日式民主主義」は、もういいかげん勘弁して頂きたい。

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2011年05月03日

謝罪恫喝


私が見た限りでは震災から約1カ月が過ぎた頃、「ぼちぼちいいだろ」とばかり、東京電力がテレビとラジオを使って「お詫びCM」を垂れ流し始めた。一見、謝罪しているようだが、この「お詫びCM」を出稿することで放送局に広告費(もっとも電気料金に100%上乗せされているので東電は痛くもかゆくもない)が支払われていることを忘れてはいけない。つまり、しおらしく謝るするフリをして、放送局に対して恫喝を行っているに等しい。ちなみにTBSラジオで流されていた3分バージョンCMは原発事故への謝罪すらなく、ひたすら「計画停電へのお詫び」と「節電のご協力へのお礼」に終始していた。

ほら、このカネが欲しいんだろ。おまえら放送局はタレントのおやつ代や弁当代まで削るほど厳しいんだろ。だからほら久しぶりに広告出稿してやるよ。これで社員の高額な給料も払えるだろ。おれたちに逆らったら寿命を縮めるってことが身に染みて分ったろ。ブームに乗っかって原発批判をやらかしたら、どうなるか分ってるんだろうな? おまえにも家族がいるんだろ? いまさらリストラされたくないだろ? 300年後の人類のことなんかより、可愛い子供や孫が旨い物を食って、他人より幸せになればいいんだろ?

しかし浮世離れした東電の思惑は、今回ばかりは外れたようだ。おそらく放送局に批判が集中したのだろう。5月3日現在、テレビやラジオから、東電の「偽装」謝罪CMは消えている。しかし週刊金曜日4/26増刊号の巻頭言で、平井康嗣編集長がこう述べている。「政官財にうごめく原子力マフィアたちは、庶民の怒りという嵐が通り過ぎる日を息をひそめて待っています。嵐は過ぎ去るものと、たかをくくっています。原発は安全運転すればよいという暴言も出ています。命と電力を天秤にかけるエセ科学者らの声に惑わされてはいけない」と。

TEPCOのHPに誇らしげに掲載されていた原発文化人の代表格・弘兼憲史のアニメ「東田研に聴け!」は3月12日以降、何の予告もなく全話削除されているが、youtubeに第13話だけが残っていたので保存した。



さらに東京で夢破れて地元島根に戻ったクリエーター「FROGMAN」こと小野亮は、後に深夜アニメや映画「秘密結社 鷹の爪」などで名声を得るが、法外なギャラを得て中部電力のプルサーマル推進アニメを制作していた。やはり震災以降youtubeから削除されたが、他サイトに動画が残っていたので、こちらも保存しておく。

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2011年04月28日

懲りない民族

いまさらだが、今回の原発事故は第2の敗戦である。第1の敗戦とはもちろん前の戦争で、それまで国策として推し進めてきた軍国主義を捨て、日本は(形だけは)民主主義へと舵を切った。第2の敗戦はどうか。敗戦すら認めず、間違った国策(原子力政策)を改めないばかりか、安全対策を見直して続行するなどという正気の沙汰とは思えない考え方がまかり通っている。国と電力会社がメディアや教育を通じて行ってきた洗脳が、見事な成果を上げているとしか言いようがない。広島と長崎に核爆弾を落とされても、日本の敗北を絶対に認めなかった国民が65年前にもかなりの数いたそうだ。日本は神の国だから戦争に負けるはずがない、日本の科学技術は世界一だから原発が事故を起こすはずがない。まったく懲りない民族だ。

一方で、元住友金属工業の72歳のエンジニアが、被曝覚悟で現場の作業に志願した。そして原発の暴発を阻止するために、60歳以上の技術者に対して「共闘」を呼びかけている。前の戦争では若者に、今回は高齢者に「犠牲」を強いるハメになってしまった事態には忸怩たる思いだが、同時に感銘を受けたことも事実である。さあ与謝野さん、石原さん、あなた方の出番だ。もちろんあなた方は技術屋ではないが、突撃してガレキの1つも拾うことは出来るはず。いまこそ「俺は、君のためにこそ死ににいく」の日本男児の精神を見せて頂きたい。

福島原発暴発阻止行動プロジェクト

山田恭暉 Twitter
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2011年04月24日

圧力容器より強固

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4月24日付の東京新聞「こちら特報部」に、河野太郎議員のインタビューが掲載されていた。日本の原子力政策を批判してきた河野議員に対する海外メディアの取材が増えたのは、なにも福島原発事故が起きたせいだけではなく、驚くことにウィキリークスが公表したアメリカ国務省の機密文書に「河野氏が原子力政策を批判している」との文言が記載されていたからだと言う。つまり原発を批判した政治家は、たとえ自民党議員であってもアメリカから目を付けられるということだ。

「プルサーマルは見直すべき」という主張を無視された河野議員が、この人とは口もきかないと述懐している「東電副社長から転身した(自民党)参院議員」とは、加納時男元議員のことである。また、「河野太郎を除名しろ」という動きまで出たという青森県連の大物と言えば、もちろん大島理森議員のことだ。さらに電力総連(関電労組)から民主党参院議員に転身した藤原正司議員は、事故後「賠償金は税金で賄え」と100%東電擁護の醜悪な文章を自らのHPに臆面もなく掲載している。

つまり自民党には経営側から、民主党には組合側から、それぞれ原子力政策を維持しようとする議員がたくさん潜り込んでいるわけで、いくら危険であっても、いくら莫大なコストが掛かろうとも、国策としての原子力政策はなかなか止らないのだ。簡単に壊れてしまう原子炉以上に強固である。
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2011年04月17日

お腹が痛くならなくても厄介者の原発くん

2009年放送のNHKスペシャル「原発解体」。たとえ原発を安全に停止しても、完全に解体するまでには多大な困難が付きまとっている。そして、今回の「過酷事故」を目の当りにしても「原発は必要」とか言ってるやつは、ほとんどカルト宗教の信者ですね。気持ち悪いんだよ。そんなに原発がお好きなら、とっとと福島に行ってバケツリレーで水ぶっかけて来いよ。

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2011年04月16日

統一地方選

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4年前に市川市議選に立候補してトップ当選したプリティ長嶋氏が、今回は千葉県議会議員選挙に立候補した。しかし私が注目したのは、この男である。

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日活青春スターのような昭和臭いファッションと、不良(ワル)ぶったポーズ。そして右下に後から書き足したと思しき「原発は もう いいよ」というメッセージ。いつもはケンカばかりしてるけど実はシャイな、まるで映画の中の裕次郎のセリフみたいではないか。迷わずこの男に投票したのだが、結果はこちら。
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2011年04月15日

原発バンザイ!


NHK 原発導入のシナリオ〜冷戦下の対日原子力戦略〜 1994年3月16日放送

みみずさんに教えて頂いた17年前(1994年)に放送された「NHKスペシャル」。アメリカの意を受けた読売グループ代表・正力松太郎が、いかに原子力発電を国内産業界に売り込んだのかを検証している。日本の「原発の父」と言われる正力は「原子炉から出る死の灰も食物の殺菌や、動力機関の燃料に活用できる」とまで言い切ったそうで、プルト君もビックリである。

福島原発事故のA級戦犯の1人は読売グループだ。正力はとっくに死んでいるが、日本を2度目の「敗戦」へ導いた死神だ。ひいては現在の過酷な現実を目の当たりにしても、「元の生活には戻れない」だの「原発は経済産業発展のために必要」だの寝言を言っているナベツネや中曽根や石原や与謝野らに限らず、すべての原発推進派は死神なのである。

国策で原子力推進を行っている国家はいますぐ滅びるべきである。もっと最悪の地球上すべての生命体滅亡という事態を招くよりマシだから。そしてもう1本はMasaruSさんに教えて頂いた京都大学原子炉実験所の、通称「熊取六人組」と呼ばれる研究者たちを描いたドキュメンタリー。

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2011年04月14日

ずさんな建設現場 / 安全対策は気休め

2011.4.14 東京新聞「こちら特報部」より

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2011年04月11日

くちびるさむし




4月6日、7日に放送された朝日ニュースター「ニュース解説 眼」。司会は元共同通信記者の青木理氏。前半「電力会社と知識人」では、原発安全神話を垂れ流す、電事連の原子力マネーで脳を汚染された学者や無自覚なタレントを厳しく批判している。特に、いつもは温厚な青木氏が、唯一名前を挙げた勝間和代氏を「クズ」と切り捨てる。後半「電力会社とメディア」は、アメとムチを使い分ける電力会社が、いかにメディアに圧力を掛けて原発批判を封じ込めてきたか、その実態について。
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2011年04月05日

統一地方選

候補者のエネルギー政策を知りたい有権者の会

統一地方選挙の候補者に対して、日本のエネルギー政策についてアンケートを実施し、回答を掲載しているサイトです。これを参考に誰に投票すればいいか見極めましょう。ちなみに今はおおっぴらに「A」とは答えられない状況にあります。つまり、回答しているのに「A」か「B」か選択していない候補者は、実質は原発推進者と考えて間違いありません。回答は随時更新中なので、毎日チェックすることをお勧めします。
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