2011年07月07日

ニラで飲む


梅雨明け前だというのに真夏のような暑さが続いている。こういう時はニラ鍋で暑気払いと行きたい。夏向きの鍋料理といえば、豪快に汗をかきながらむさぼり食うキムチ鍋も悪くないが、もっとサッパリと食えてビールや日本酒にも合うニラ鍋が最高だ。作り方は簡単。沸騰した湯(焼酎と生姜を加えても良い)で、豚コマ、ニラ、もやし、豆腐を煮るだけ。あとは好みで生姜やニンニクを加えたポン酢にバシャバシャと漬けて食うだけ。そして冷えたビールをごくごく。実に痛快である。

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2011年06月17日

桜桃毒

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かつて我が国のドリンク業界が従来持っていた、息の長いロングセラー商品を開発してやろうという気概や矜持はすっかり失われ、持久力より瞬発力重視のネタ商品の開発に心血を注ぐようになってしまった。実になげかわしいことである。そんな業界に愛想を尽かした私は、毒物はもう卒業したつもりだった。しかし烏龍茶を買おうとコンビニに入ったある日、ピンク色に輝くドリンクが目に留まり、思わずフラフラと購入してしまった。長年の悪癖はカンタンには治らないようだ。

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ラベルには約60度の角度にペットボトルを捧げ持ち、さくらんぼコーラをがぶ飲みするペンギンのイラストが添えられている。その目は何の感情も宿していない。少しそり気味の背中のラインと、無防備に放り出された左手(左翼)が何となく寒々しい。両爪先に力が入っているようにも見えるが、何かを我慢している、何かに必至に耐えているのだろうか。そもそも何の関連性もない「さくらんぼ」「コーラ」「ペンギン」を、当然のように一緒くたにしてしまう乱暴なセンスが、すっかり荒廃してしまった業界の体質をうかがわせる。

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さっそく飲んでみる。甘い、が、思ったほどではない。微炭酸のシュワシュワが喉を滑り落ちていき、すぐさま鼻腔にどこか懐かしい風味が戻ってきた。これは何だっけ。コーラの風味は皆無だ。ちょっと考えてハタと膝を打つ。皆さんは缶入りのサクマ式ドロップスをご存知だろうか。あの中に紫色のツブが入っているが、あれとまったく同じ味なのだ。グレープ味だと思っていたが、さくらんぼのつもりだったの?

さくらんぼコーラを直訳すると「チェリーコーク」だが、あの禍々しくも毒々しいアメリカンな味とは違って、こちらは思ったよりアッサリしていた。ついでにサクマ式ドロップスは、いつも白いやつが最後に余るな。
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2011年06月05日

調味料

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冷蔵庫にある全ての調味料を集めてみた。最もお世話になっているめんつゆをたまたま切らしていたので、敬意を表して別枠掲載させて頂いた。さすがは料理ブロガーを自認するだけあって、充実のラインナップである。なんだその顔は! 文句があるなら言ってみろ!
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2011年06月03日

生姜焼きで飲む

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福島第一原子力発電所敷地内のガレキではない。豚の生姜焼きである。休日の午後、アパートの冷蔵庫建屋内で、数日前に買ってそのまま忘れていたキャベツ千切りパックを発見。開封すると残飯みたいな匂いがしたので、今日中に食べて収束を図るべきと現場で判断した。キャベツの千切りといえば生姜焼きだ。どんな「飯の友」でも酒のサカナにしか見えない私でも、生姜焼きで飯を食うのにやぶさかでない。しかし本音は、生姜焼きをサカナに酒を飲みたい。そこでスーパーに豚肉を買いに行った。ついでにカット野菜も購入。

塩コショーした肉と野菜をフライパンでテキトーに炒め、酒、醤油、チューブの生姜(大量)で作った調味液で味付けして完成。なかなか良い匂いがしたが、食べてみたらやや乾燥気味な仕上がりが不満。本当は熱々の生姜焼き汁でクタッとなったキャベツが食いたかったのだが、まあパックの惣菜よりマシか。カット野菜を買ったのは正解で、肉とキャベツ、肉とピーマン、ニンジンとキャベツ、タマネギとキャベツ等々、味のコンビネーションは無限に広がる。冷や酒がスイスイ入って、たちまち上機嫌になった。簡単な人間である。
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2011年05月27日

カレー味で飲む

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ようやくスーパーの食品棚が充実してきたが、震災前には見たこともない銘柄の納豆や、珍しい缶詰を見掛けることもしばしば。仕入れ先の工場が被災したため、付き合いの無かったメーカーの在庫を掻き集めたのだろう。これも初見のブツである。以前「さばカレー」という缶詰を食べたことがあるが、あれは飯にかけて食うタイプで、こっちは「蒲焼缶」と同じく酒のサカナにするサイズだ。さっそくイッパイやってみた。

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ところで私はカレーで酒が飲めない。どんなにインパクトの強い酒を持ってきても、カレーのスパイスがすべて打ち消して台無しにしてしまうからだ。よく言われるようにビールに合うとも思えない。カレーに合うドリンクは牛乳だ。しかしまあ私も今年で43歳、いつまでも意地を張っていても仕方ない。まずは冷えたビールを用意して、心静かにパッカンと開缶儀式。予想に反してカレーの匂いはほとんどせず、見た目も「蒲焼缶」と差がない。さんまのカレー煮込みみたいな物を想像していたので、ちょっと拍子抜けする。

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ビールを飲んで、さっそく箸でちぎって食べてみる。するといきなり舌先にピリリとスパイスの刺激を感じるが、すぐにスーッと消えてしまった。思ったより薄味だ。ゆっくり味わうように魚肉を噛むと、カレーの味が口の中に広がる。適度に締まった魚肉は噛み応えがあって旨い。飲み込むと鼻孔をやさしくくすぐった後、やはりカレー風味はスーッと消えてしまった。立ち上がりのインパクトは鋭いけれど、後味スッキリ。いつまでもカレー味が口中を占拠しないのがいい。これなら酒のサカナになる。

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ここでガラムマサラを思い出したので、さっそくバッサバッサと振り掛けてみた。すると立ち上がりのインパクトはより鋭角に上昇し、後味スッキリ冷温停止までの落差は、まるで富士急ハイランドの絶叫マシーン級である(行ったことないけど)。いわゆるカレーライスのカレーではなく、スープカレーに近いキレとでも言おうか。さんまの魚肉自身にかすかな甘味があって、絶妙な味のバランスを醸し出している。私にしては珍しく2本目のビールを開けてしまったが、もちろんウーロンハイにもピッタリ合ったことは言うまでもない。
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2011年05月23日

のり弁の思い出

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講義にもロクに出ず、朝から晩まで空調の効いた学生会館でゴロゴロしていた学生時代の私は、いわゆる「寝たきり学生」だった。それでも昼になれば腹は減る。130円のカレーを食いに学食まで出向くのが億劫な時、学生会館近くにある弁当屋ののり弁をよく食べた。当時もっともメジャーだった「ほかほか弁当」の支店だが、メニューに無い「オリジナルのり弁」を提供していたので人気があった。
ただし普通に「のり弁ください」と注文すると、ちくわ天ぷら、白身フライ、キンピラゴボウ、サクラ漬け、オカカ、ノリで構成された当たり前ののり弁が出てくる。この店では「のり弁前抜き」もしくは単に「前抜き」と頼むのが正解。するとキンピラゴボウとサクラ漬けの代わりに唐揚げが2個入ってくるのだ。それだけではない。「前メン」だとオカカの代わりに、のりの下に明太子のペーストを塗ってくれる。それだけではない。「前コロ」「前メンチ」は白身フライの代わりに、それぞれコロッケ、メンチカツが乗る。「前メンメンチ」「前メンコロ」なんていう併せ技も可能だ。しかもそれら全てが、普通ののり弁と同じ250円なのである。

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一説によると「前抜き」の前は「前菜」のことを指すらしい。その昔、講堂裏に24時間棲息する学生演劇サークルの部員が発明したという、どうもマユツバな由来を聞いたことがある。キンピラゴボウと
サクラ漬けが前菜なのかどうかは措いて、その店では全員が「前抜き」や「前メンメンチ」を注文していたので、普通ののり弁なんて頼むやつなんていなかった。もしいたら、店の前で弁当が出来るのを待つ学生たちに「こいつ素人だな」と一段低く見られるのである。久しぶりにのり弁を食ったら、そんなことを思い出した。写真は「ほっともっと」ののり弁である。あの店が加入していたチェーンの現在の店名だが、もちろん「前抜き」などというシステムは存在しない。しかし今の私には揚物だらけの弁当は少しキツいだろう。キンピラゴボウの方がうれしい。ただひとつ不満を言わせてもらえば、昔は醤油とソースの小袋が両方が付いてきたが、いまはソースだけ。どちらかひとつなら、むしろ醤油を付けてくれよ。
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2011年05月13日

いかなごで飲む

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なめぴょんさんに頂いた神戸土産「いかなごのくぎ煮」で飲んでみた。私はいかなご初体験であり、まずペラペラの封筒のようなパッケージに途惑う。これは果して食い物なのか? ちょっと不安な気分で紙袋の中を確認すると。

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2011年05月05日

牛肉で飲む

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近所のスーパーで、1グラム1円というアメリカ産牛肉(味付)を買ってみた。なぜか「がんばれ茨城フェア」の一角に置いてあったが、横に並べられた茨城産野菜と一緒に食えという意味だろうか。なにしろ安いので、それ相応のO-111が含まれているのは間違いないだろう。しかしこっちだって放射性人間だ。細菌なんぞに負けていられない。

まず塩コショウを利かせたモヤシ炒めを作って、たっぷり250グラムある肉を炒める。甘辛いタレの匂いを鼻いっぱいに吸い込んで熱々の肉をほおばると、久しぶりの牛肉は柔らかくて旨い。シャクシャクしたモヤシとの相性も抜群だ。ビールはもちろん、ピリ辛のタレが日本酒にも合う。

ただひとつ残念なのは、本物はもっと不味そうなことだ。デジカメの性能は日々進歩してるのだなあ。常温の酒がしみじみ旨く感じられるのは、やはり今の季節である。
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2011年04月04日

スープ餃子で飲む

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こういう物を食べた。中には餃子と液状スープの素が入っているが、ちょっと寂しいのでチンゲン菜と豆腐とブナピーを足してみた。チンゲン菜はもちろん千葉県産である。

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調理方法は、スープを溶かした湯で材料を一緒に煮るだけ。実に簡単だ。醤油ベースの中華スープはコクがあるのにサッパリしていて、もちもちした水餃子によく合う。最初はシャキシャキした食感だったチンゲン菜が、煮詰まっていくにつれクタクタになる味の変化も楽しい。最後はトロトロした茎の部分がスープを吸って特に旨い。ぷりぷりと口内をやさしく指圧するブナピーの食感もいい。

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ビールを飲みながら、ふうふう食べる。やっぱり熱い食い物はありがたいね。日本酒にチェンジしてからは、豆腐がいい仕事をしてくれる。あれほど大きくて「食いきれるかなあ」と思ってたチンゲン菜が、煮込むと極端に少なくなるのね奥様? あっという間に食べてしまったわよ。ちなみに生まれて初めてチンゲン菜を買った。

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2011年03月25日

美食三昧

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米、納豆に引き続き、卵とレトルトカレーも無事入手できた。これだけの食材があれば、レシピは無限に広がる。たとえば生卵+カレー+ご飯、納豆+生卵+ご飯、カレー+納豆+ご飯・・・あれ? 3種類しか無いのか。しかし本日はこれら食材を1度に全部使った、生卵+納豆+カレー+ご飯というゴージャスメニューを食った。生卵を投入した納豆はコクがアップするだけではなく、泡がなめらかになる。これだけでもうっとりするほど旨いのに、キーマカレーの辛味とスパイスの風味が加わることによって、味の核分裂が起こり口中格納容器の圧力が一気に上昇する。あわててビールを注入して冷却。

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納豆+ご飯地帯、カレー+ご飯地帯、カレー+納豆地帯、カレー+納豆+ご飯地帯をスプーン1本で巧みに掘削・摂取しつつ、なめぴょんさん直伝の「S&Bガラムマサラ」をバサバサと投入すれば皿の上がたちまち液状化の様相を呈する。一見たかが1皿の茶色い飯だが、ダサ夫が選ぶ世界三大料理(レバニラ、牛丼、餃子)など一気に吹き飛ぶ旨さである。今夜はこの「卵納豆キーマカレー」をより美味しく食うために、残り物の厚揚げ煮と西友のたくあんだけでストイックに晩酌した。ちなみに今回使用した「S&Bなっとくのキーマカレー」はスーパーなどで80円前後で入手できるオススメ商品だ。まあそれだけの話です。
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